貸借対照表・損益計算書が自動作成できる家計簿サービスを作りました

記事一覧 2016/02/06
貸借対照表・損益計算書が自動作成できる家計簿サービスを作りました

タイトルの通り、貸借対照表・損益計算書が自動作成できる家計簿サービス FinReport を作りました。せっかく作ったので使ってあげてください(笑)

開発に至るまで

私は家計簿をつけるのが好きなタイプの人間でして、アメリカではmint、日本ではMoney Forwardなど自動化された家計簿サービスも使っています。しかしながら、以下の点で私にとってはベストな選択ではありませんでした。

  • カード決済の場合反映が遅い(米国と比べて、日本ではカード決済後にカード会社のサイトに反映されるまで時間がかかるのが辛い。基本的に支払えるなら全部カードで支払いたい私にとっては辛すぎる。笑)
  • 複数の通貨に未対応
  • サービスによっては、引き落とし前のカード利用額を負債として扱わない(引き落とし後にいくら残るのかわかりにくい)

これらの点から、ポチポチとExcelで家計簿をつけていました。家計簿をつけるのは好きなので、そこの自動化に目を瞑れば、反映はすぐ(モチベーション次第)、複数通貨に対応、カード利用額を負債として扱う事が可能になりました。

このExcel家計簿は、支出を記録していくと貸借対照表・損益計算書を作成できるもので、1年半ほど使っていましたが、使えば使うほど動作が重くなっていきました。どげんかせんといかん。そう思い始めたのが昨年2015年11月、その11月末にFinReport開発を決定づけたJJUG CCC 2015 Fallがありました。

これは、年に2回ほど開かれているJavaのイベントで、現在務めている会社の皆さんに誘っていただき参加しました。どのセッションを見ても(というと言い過ぎですが)Spring Boot! Spring Boot!なので、おー。Spring Bootというものがあるのかと思い、その帰りに「はじめてのSpring Boot」を購入しました。

これがまあ薄いのに気になることが一通り網羅されている良書で、あれよあれよというまに12月、1月の約2ヶ月でSpring Boot入門からそれっぽいウェブサービスの開発に至りました。以前Perlで個人的なウェブサービスを作っていたのと、現在は業務でJavaを扱っているのはありますが、Javaで1からウェブサービスをいとも簡単に作れたのは、Spring Bootと「はじめてのSpring Boot」のお陰です。

FinReportとは

やっとここまで来ました。完全に日記のようなブログでも書くのは疲れますね。FinReportとは、ただ支出を記録する家計簿ではなく、そのデータの利用して Financial Report を作成するという意味を込めたサービス名です。FinReportで作成できるFinancial Reportが「貸借対照表」と「損益計算書」です。

貸借対照表

貸借対照表は大きく「資産」「負債」「純資産」の3つから構成されます。資産とは現金や銀行の預金、敷金など。負債はカードの利用残高など。そして純資産は資産から負債を引いたものです。一見、資産のみに注目してしまいがちですが、実際に使えるお金は「純資産」なので、そこを把握することが重要なのです。

損益計算書

損益計算書は「収入」(企業会計の場合は呼び方が異なります)と「支出」(企業会計の場合は呼び方が異なります)そして「純利益」からなります。よくある家計簿はこのタイプですね。いくら稼いでいくら使って、いくら残ったかを把握するためのものです。

FinReportまとめ

  • 貸借対照表
  • 損益計算書

の自動作成に加え、

  • 複数通貨に対応(レートは2時間ごとの自動更新)

を行うことが出来る、ちょっと変わった家計簿がFinReportなのです。

これからについて

今後は、予算の設定機能やヘルプページの作成、チュートリアルの充実など基本的な部分を補強していきたいと考えています。

個人サービスですが、私自身が使うサービスなので、放置すること無く少しずつ改良を重ねて自身のスキルアップの場にも出来ればと思っております。

ぜひ、使ってあげてください。ご意見もお待ちしております!

FinReport